二上山(2002年8月31日 曇り強風)

<台風15号接近中>
台風が九州の西海上を北上中で、猛烈な強風の中、散策に。
両山寺には二上杉という樹齢1000年、胴回り7m、高さ40mの見事な巨木がある。
それを横目に鳥居をくぐり二上山神社へ。

木組みの階段を登り神社へ。静かな神社。ここにも杉の巨木があった。
この巨木は広葉樹を一本飲み込んだまま立ち上がっている。

<東峰山頂>
神社から先は未舗装だが車の通れる幅。すぐに舗装の遊歩道に出会う。
まずは東峰への砂利道へ。今までの道と違い、一気に標高を稼ぐ坂。

休憩舎がひとつあるが、展望も何もない。休憩舎のすぐ先がどうやら山頂。
木々に囲まれ、展望は全く無い。こじんまりとした山頂で、遠方からの尖った山容がうかがえる。
この山頂にはお墓が一つ。両山寺開祖、泰澄さんのお墓。山頂にお墓とは、うらやましい。

<二上山山頂>
遊歩道分岐まで戻り、西峰へ。電波塔がいくつも並ぶ山頂へは完全な舗装路。
風がいよいよ強くなる。落ち葉は舞い、梢はうなる。
こちらも休憩舎が。相当木々があり展望無し。冬ならば展望が得られるかも。

巨大な電波塔がドーンと出てきたところで山頂。東峰と比較するとかなり広い。
広いが電波塔が所狭しと並び、果たして広いのか狭いのか。

三角点を探そう。電波塔の間のあたりとは聞いているが、ものすごい雑草。
時期が悪かったか、と思いつつ、一番高いあたりに突っ込む。
とりあえずマムシが怖い。タオルで草むらを叩きつつ、足で探るが見つからない。

なかなか見つからず、電波塔の金網付近で休憩。と、あったあった。
すっぽりとコンクリートに包まれて、草むらの端っこに三角点が頭を出している。
間違いなく一等三角点の大きさ。

<遊歩道下山>
下山は舗装の遊歩道を。東峰をぐるりとまわるようなコース。泉山がちらちらと見える。
東峰の東斜面で一気に展望がひらけ、那岐山から始まり、ぐるりと南東に素晴らしい展望が。
このあたりから両山寺までは展望を楽しみながら歩く。


<コースタイム>(カッコ内は分)
両山寺(3)二上山神社(2)遊歩道分岐(2)泰澄墓(4)二上山三角点(2)遊歩道(7)両山寺



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