三ヶ上 登山(2003年6月8日 晴れ)
<入梅前>
院庄インターの駐車場に8時に集合し上斎原村へ。
昨日は雷雨でどうなることかと思ったが梅雨入り前の晴天になった。
昨年、花知ヶ仙で出会った人と再会する。なんという偶然か。

舗装路が終わるあたりに駐車、川を渡り歩き始める。
恒例のおっさん3人組、無口にもくもくと歩く。
コースは良く整備され快適な登山道。
牧草地、林間、ロープ場、展望尾根、ガレ場、笹原、大展望、宗教遺跡。
どんどん変化するコースをぐんぐん登り一気に山頂へ。

山頂には役行者と不動明王の石像が控え、周囲はさえぎるものの無い大展望が。
汗をかいた体に吹き上げてくる風がとても心地よい。
最高地点は最高部に役行者が鎮座する峰だが三角点はまだ先になる。
見れば熊笹を切り開いた道が先の峰へ続いている。
大岩の下の不動明王の傍を通り先へ進む。
熊笹は最近刈られたもののように思える。

少し下って次のピークへ。
登りきって振り返ると先ほどのピークがとても美しい。
尾根沿いに眺めを楽しみながらさらに次のピークへ。
三角点はここにも無く道はまだ続く。
先へ進むとネマガリダケの藪に突っ込んでゆく。
ここも良く刈られているが、10センチほど残された根の部分がとても鋭利で恐ろしい。

ネマガリダケの藪は短く、左手の切り開きに入ってゆくと三角点の広場だった。
三角点周辺はしっかり刈り込まれ、奥津町方向が気持ちよく見下ろせる。
三人でカップ麺の食事をとる。I氏は箸を忘れて熊笹の特製箸で召し上がる。
I氏は山仲間の中でも和み系オトボケ担当で貴重な存在。

食後、往路を引き返す。
全体に気持ちの良い山だ。
この日も他に数パーティ入山しており人気の山なのが分かる。
短時間で山頂に届き、すばらしい展望が待っている。
登ると、きっとファンになる山だと思う。



<今回のコースタイム>
登山口(45)山頂(5)三角点(5)山頂(35)登山口


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