能登香山登山(2003年7月27日 晴れ)

<双子山>
晴れた朝には違いないが那岐山などは厚い雲に覆われている。長かった梅雨は昨日開けた。
能登香山は妻の実家への帰省途中にある山。以前から二つに割れた山頂を見ては登ってみたいと思っていた。

国道429号線から粟井小学校脇を曲がり深谷新溜池まで行く。途中で砂利道になる。
溜池脇に駐車し「岡山県百名山」には植林帯を行くと書いてあるが、そのルートがはっきり分からない。
溜池に沿うような道があるのでそちらに行ってみる。水面が朝日に輝き綺麗。
少し行くと溜池の奥付近で植林帯に突っ込むように登り始める。正解なのか?

薄暗い植林の中をしばらく登り、勾配がきつくなったところでルートが途切れる。
尾根もそれほど遠くないので適当に見定めて植林の中を直登してみる。
尾根寸前が多少のヤブコギ、そして林道に飛び出る。尾根には予想もしていなかった車の轍。

<静かな山頂>
しばらく付近をうろついてみる。この林道は「岡山県百名山」取材後に林道開通か?。
伐採跡は新しく、林道にも雑草が少ない。最近作業されたものに違いない。
伐採の功績で後山山系を見渡すことが出来た。このまま整備が出来れば森林浴には良い場所と思う。

尾根に沿う形で南に行くと双子山の股の部分。明らかに二つの峰の狭間。
南峰の神社にお参りする。小さな祠が木立の中でひっそりとしている。
北峰入り口が雑草に覆われ分かりにくかったが、石段を見つけこちらの神社にもお参り。
神社の奥の三角点はすぐに見つかる。南峰も北峰も展望はまったく無し。

帰り道は別ルートにする。南峰と北峰のコルから腰まで伸びた草の中を真っ直ぐ下る。
ちょうどこのコルあたりに相撲場があるらしい。それらしい場所もあるように思ったが、
雑草が生い茂りはっきりした確認は取れなかった。

薄暗い植林の中を方向を考えながら下る。中腹辺りで竹林の中の道にトラバース。
緩やかに下りながら山腹を巻いてゆく。10mほど下に道が見え始め溜池に到着。
山をぐるりと回ってきた感じになった。

池のそばで犬の散歩の方に、この山を登るルートを伺った。
少し前に伐採用の道が付けられ、池の向こうの作業道を利用して山頂まで行ける。
雑草が茂っているが、軽トラックなどなら楽に行けるはずだ、ということ。
次回は作業道で登ってみよう。



<コースタイム(分)>
深谷新溜池(13)尾根筋(5)南峰(2)北峰三角点(12)深谷新溜池


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