桝形山登山(2006年7月23日 くもり)
<案外知られていない山>
津山市と鏡野町の県境にある桝形山。
旧津山市の中では標高の高い山の上位に入る。
鏡野町役場から北東を望むと尖った頂が目立つ山。
二等三角点、城跡、地図記載あり、有志の手で整備。
文句の無い状況だがガイドブックなど、あまり出ていない。
鏡野町新町の案内看板を見て、地蔵堂の脇道を入る。
民家を過ぎ、未舗装の林道になる。
しばらく行き途中路肩が広くなった所に駐車する。
最近の長雨の為、林道は水が流れ落ち、崩壊状態の場所も多い。
「桝形城跡登山道あと1.8km」の看板がでてきて安心する。
すぐに分岐があり一方は最近出来たばかりのような作業道。
間違えれば戻ればいいかと、新しい作業道へ進む。
数分で何かの跡のような広い段になり、別の道と合流。
この別の道が先ほど分かれたもう一方の道のようだ。
植林と松林の境目を歩く。
岡山県林業公社の石柱がたくさんある。
足元を見るとイノシシのま新しい足跡が続いている。
さっき歩いたばかりのようなはっきりした足跡。
<ガスの中の山頂>
「桝形城跡登山道あと0.7km」の看板と「岡山県林業公社」の柱。
前から使っていた磁石が壊れ、今日は方位が分からない。
登り始めた頃から方角の感覚が完全に狂っている。
山頂と思われる場所は見えるが、正しいのかどうか。
自分がどちらに向いているのか分からず、少し不安になる。
山頂が近づくにつれ、雑草の茂りが強くなる。
それでも踏み跡はしっかりあり、看板も充実して迷うような所はない。
最後に城跡に向けて直登があり山頂に到着。
山頂は雲の中、真っ白で周囲は何も見えない。
三角点を探しウロウロ。草の生い茂る中心に発見。
山頂には地元、香美小学校5年の登山記念のプレートがある。
見てみると19人が6月4日に登ったとある。
こういうのは、見つけるとなんとなくうれしい気持ちになる。
しばらく山頂でのんびりするが、ガスは晴れない。
展望が良さそうなので残念。
山頂にたくさんあるワラビを摘んでかえる。
下りは途中の分岐をもう一方のコースに。
途中、案内板もあったりして正ルートはこっちだった。。
景色も見えず、方角も分からず、リターンマッチに来なければ。
下山して車で地蔵堂まで来ると、ごった返している。
なんだなんだと、昨日が地蔵堂のお祭りだった様子。
地元有志の大片付けの最中だった。
<今回のコースタイム>
駐車場所6:49−1.8km看板6:56−0.7km看板7:19−7:31頂上7:52−8:18駐車場所
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