三ヶ上 登山(2006年8月26日 くもり)
<寝坊でコース変更>
今日は旧加茂町の三十人ヶ仙と天狗岩に行くつもりだった。
昨夜、急に飲み会が入り、楽しく大酒を飲んで帰宅したのは午前1時。
案の定、寝坊し予定のコースは時間的に厳しくなる。
微妙に残っているアルコールのことも考え、軽めの山に変更する。
軽めでも1000m峰にはしたいので、1時間ほどで山頂を踏める三ヶ上に。

奥津湖(苫田ダム)建設で津山から旧奥津、旧上斎原への国道179号は整備が進んだ。
現在も中国道院庄IC北側の工事が一部残っているが人形峠まで一気に走れる。
今回も自宅から登山口まで40分程と早く、津山の広域農道を過ぎれば信号も無い。
先日の津黒山もそうだが山が近くなった感じがしてうれしい。

院庄ICを過ぎると泉山が正面に大きく見えるが上半分がガスの中だ。
奥津温泉を過ぎると案の定、三ヶ上もガスに隠れている。
このぶんでは山頂からの展望は望めないか。

<大展望と日頃のオコナイ>
一気に登山口へ着き、沢のそばに駐車する。
天気は悪くないが全体に雲は多い。
それでも青空も少し見え、ガスの流れも速いので回復の兆しか。
雲を気にしながら牧場跡を登りはじめる。
下草は短いが朝露がしっかりついている。

樹林帯、展望の尾根筋を大汗をかきながら登る。
しっかりと整備された登山道は以前と変わらない。
コースも変化が多く、楽しく登ることが出来る。
楽しみながら、あっという間に山頂到着。
山頂は南斜面よりガスが吹き上げてきて涼しい。
流れていた汗が一気に引いてゆく。

休憩後、三角点へ向かう縦走路に入る。
3年前は新たに刈り込みされたばかりの新しいコースに思えた。
今回はしっかり踏み跡がついており、それなりの往来を感じる。
ネマガリダケを越え三角点付近に行くと草の勢いが強くなる。
謎の石柱はすぐ見つかったが三角点はすっかり草の中になっている。

三角点から最高峰に戻る頃、一気に雲が上がり展望が広がる。
妹山、花知ヶ仙、恩原高原、伯州山、人形仙などがぐるりと眺められる。
そのまま青空はさらに広がってゆき、大山もすっきり姿をあらわす。
あまりの爽快さに時間を忘れ、山頂に立ち山を眺める。
期待していなかった分、うれしさも倍増だ。

日頃の行ないが良かったなと、くだらないことを考えながら気分良く下山する。



<今回のコースタイム>
登山口7:06−7:46山頂7:55−8:06三角点8:10−8:20山頂8:35−9:05登山口


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