history・・・私の乳がん

T3N3M0、VC期乳癌。
Grade 2,ER(+) and PgR(+),HER21+

要約すると
原発巣5cm以上、腋窩・胸骨傍リンパ節転移あり、遠隔地転移なし、病気VC期
病期としては、乳癌の場合W期が末期なので、一歩手前といった感じでしょうか・・・
核グレードは中間、HER2過剰発現ではないので、
それほど顔の悪いがん細胞ではなさそうなんだけど・・・個人的見解(ーー;)だな〜

気付いたのは、脇の下のリンパが腫れている事からでした
外科にかかり、MRIを撮った後、大学病院の形成外科を紹介されました
この時は誰も乳癌だということはわかっていなかったのです

私は、もしかしたら・・・その時思ったのです、婦人科へ行かなくちゃって
これが私の主治医との出会いでした。神様がくれたプレゼントでした。
   
行きつけの産婦人科には、4年前から、マンモグラフィーが設置されており、
私も1度検査を受けたことがありました
しかし、そこは産婦人科、本来は乳癌の治療はおこなえません。
そこで、近隣の病院より、乳腺専門の先生が1ヶ月に1度診察にいらっしゃっていたのです。
日本乳癌学会認定専門医でした。
  
初診でいきなり告知、2日後入院、1週間後手術
聞いた人はびっくりするかもしれないけど、それだけ急を要したということです。
術前科学療法というのも選択肢にありました。術前に抗がん剤で腫瘍を小さくしてから手術をする方法です。
でも、小さくなる確率3割・・・術後、早くに仕事復帰したかった私は、術後化学療法を選択しました。
  
癌に対しての知識は、術後勉強しました。術前は無知のまま・・・
本当はいけないことなのですが・・・もし、とんでもない医者だったら、取り返しはつかないですものね
皆さんはよく勉強してからにしてくださいね
  
手術は、胸筋保存根治的乳房切除。
先に手術を終えた患者さんから、痛くないからね!安心して!って話を聞いていたのですが
本当に傷は痛くなかったです。脇の下から13cm!ずいぶん大きい傷跡でしたが
術後2日目からリハビリ開始、5日目にはドレーンが取れて11日目には一時帰宅しました。
昔と違って、糸は溶けてなくなるし、
傷口は透明なテープだけ←これは傷口の状態が良く見れるのでいいらしい
鏡の前で自分の傷口、よく見てましたよ。
  
術後の治療
私の場合、進行していましたので。フルコースって言ったらおかしいですが
抗がん剤CA−T療法(現在ハイリスクカテゴリーに対する標準化学療法)に加え、
手術で取り除くことが出来なかったリンパ節領域への放射線治療と、胸壁への放射線治療をおこなうことになりました
抗がん剤CA→放治→抗がん剤T
  
この後5年間、ホルモン治療が続くのです
  
何故私が自分の事を公表するかというと
こんな私でも、明るく前向きに生きているということを伝えたいからです。
入院中知り合った、たくさんの同士
医師にも、看護士にも、家族にも、決して見せることが出来なかった自分の心を開いてくれた大切な友人
  
乳癌患者どうしって不思議なつながりがあるのです
まるで家族のような

だから

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history・・・告知

2005.5・・・脇の下リンパに違和感を感じる。肩こりかな〜としばらく放置
    
2005.6・・・近くの形成外科にてMRI、大学病院へ紹介される

2005.6.15・・・なんとなく納得がいかなかったので、自分の足でマンモグラフィーを
          撮りに行き、そこで 即乳がんの宣告を受ける。

6.5×5.9cmの腫瘍あり、乳がんVA期の疑いあり

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history・・・入院〜手術

2005.6.17・・・入院、胸部レ戦、心電図、血液検査、胸部CT検査
2005.6.18・・・肺機能検査
2005.6.20・・・骨シンチ、乳腺MRI、頚部超音波
2005.6.21・・・腹部CT
2005.6.21・・・検査結果出る。第Vリンパ節まで、胸骨傍及び脂肪層内リンパ節転移あり
2005.6.24・・・手術、左乳房全摘
2005.6.24・・・手術翌日より腕のリハビリ開始
2005.6.59・・・ドレーン取れる
2005.7. 5・・・外泊(帰宅)

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history・・・術後治療

2005.7. 8・・・抗がん剤治療開始、C(エンドキサン900mg)A(アドリアシン90mg)
2005.7. 9・・・ゾフランザイディス、ナウゼリン、ノバミン服用。吐き気止め点滴おこなう
2005.7.10・・・吐き気強く、座薬使用
2005.7.13・・・食べれないため、点滴入れる
2005.7.14・・・気分良好、復活
2005.7.15・・・採血、白血球2800
   
2005.7.19・・・外泊、美容院で髪を切る
   
2005.7.21・・・採血、白血球1700、好中球410
2005.7.22・・・採血、白血球1600,好中球380,本日より外部接触禁止
2005.7.23・・・採血、白血球1400、好中球320,脱毛始まる
2005.7.24・・・採血、白血球1500,好中球315、生理始まる
2005.7.25・・・採血、白血球1800、好中球420,外出可能
   
2005.7.29・・・採血、白血球3400、抗がん剤2クール目中止
   
2005.8. 1・・・抗がん剤点滴2クール目。ゾフランザイディスがナゼアに変更
2005.8. 3・・・食べれないため点滴入れる
2005.8. 6・・・ステロイドの副作用によるイライラがひどく覚醒状態に陥る、安定剤使用
2005.8. 9・・・退院
2005.8.10・・・生理始まる(早すぎる、おかしいな?) 
  
2005.8.12・・・白血球減少期、外出ひかえる
  
2005.8.15・・・仕事復帰。
 
2005.8.25・・・入院。白血球6000
2005.8.26・・・抗がん剤3クール目終了
2005.8.27・・・副作用強く、座薬使用。夜は便秘のためセンナリド服用
2005.8.28・・・朝夕、座薬使用
 
2005.8.31・・・退院
  
2005.9.15・・・抗がん剤4クール目、白血球2300で中止。
  
2005.9.21・・・抗がん剤4クール目中止。副作用が強すぎるため、AC終了になる。
          放射線開始の予約を入れる
   
          実は看護師のミスで、実際は点滴可能だったことを後で知ることになった
    
      
2005. 9.27・・・放射線開始。胸壁17回、リンパ28回。
   
2005. 9.30・・・帯状疱疹発症。バルトレックス服用
   
2005.10. 3・・・入院して放射線治療を行うことになる
   
2005.10.17・・・胸壁17回終了
   
2005.11. 5・・・リンパ節28回終了
   
2005.11. 9・・・タキソテール予定日。白血球戻らず2900で中止。退院
   
2005.11.16・・・入院。白血球2600上がらず。セファランチン服用
2005.11.17・・・タキソテールウィークリー40ml。1−1開始。グラン打つ
   
2005.11.22・・・白血球1700.グラン打つ
2005.11.23・・・白血球7700
2005.11.24・・・タキソテールウィークリー。1−2開始。35mlに減らす
   
2005.11.30・・・白血球2100
2005.12. 1・・・タキソテールウィークリー。1−3開始。グラン打つ。
           吐き気止め点滴増やす
   
2005.12. 3・・・白血球4800.退院
   
2005.12.13・・・放射線科検診
2005.12.14・・・タキソテールウィークリー。2−1開始。白血球5800.
   
2005.12.21・・・タキソテールウィークリー。2−2開始。白血球5000。
           咳がひどくレントゲン撮る。異常なし
  
2005.12.28・・・タキソテールウィークリー。2−3開始。

2006. 1.11・・・タキソテールウィークリー。3−1開始。白血球4100

2006. 1.18・・・タキソテールウィークリー。3−2開始。

2006. 1.25・・・タキソテールウィークリー。3−3開始。

2006. 2. 8・・・タキソテールウィークリー。4−1

2006. 2.15・・・タキソテールウィークリー。4−2

2006. 2.22・・・タキソテールウィークリー。4−3。以上抗がん剤治療終了

2006. 3. 9・・・術後検診。(胸部CT、腹部、胸部超音波)
           タキソテールの副作用か?再発か?胸水、心嚢液溜まる
           利尿剤ラシックス服用開始。2週間の予定。
2006. 3.10・・・術後検診(骨シンチ)。放射線定期健診


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history・・・現在

2006. 3,10・・・閉経後タモキシフェン、フェアストン服用開始


2006. 5.30・・・放射線定期健診

2006. 5.31・・・ワコールリマンマでブラとパッドを作る

2006. 8. 2・・・近くの産婦人科で子宮がん検診。異常なし

2006. 8.25・・・術後1年2ヶ月検診。胸部CT、腹部胸部超音波、骨シンチ。異常なし

2006.11.19・・・1年1ヶ月ぶり生理戻る

2006.11.24・・・LH-RHアナログ、ゾラデックス開始

2006.12.22・・・放射線定期健診

2007. 1.19・・・1年半検診。胸部、腹部超音波、骨シンチ、異常なし。CEA1.9

続く・・・

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