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木地師の歴史

木地師の歴史

木地師の歴史は古く、平安時代貞観(860年)までさかのぼります。

始まりは木地師の祖神とされている文徳天皇第一皇子の惟喬親王が、滋賀県小椋荘で家臣に木彫りの食器を作らせたことだといわれています。 そして親王側近の太政大臣、藤原実秀公が天皇より小椋姓と全国山々入山許可証を賜ったのを契機とし、小椋郷で生まれた木地師たちが夫々小椋姓と木地師免許証を持って全国各地に散り木地業を伝えたのです。

ジプシーと呼ばれた木地師

木地師は江戸時代から日本中の山々を良材を求めて移動していました。そのため、木地師は流浪の民・ジプシーと呼ばれています。全国各地に木地師はいるのは、そういうわけなのです。

木地師が少なくなった理由

全国各地にいた木地師なのに、現在はその存在をほとんど知られていません。 木地師は椀や盆など生活などに必要なものを作っていました。しかし、明治に入り、陶器やプラスチックなどの普及により、木製品の必要がなくなってきたため生計が成り立たなくなってきました。

また木地師は非定着民族だったため、いろいろな悪い噂やレッテルを貼られ、木地師の子孫だということを近所に隠す必要があった地域もあるようです。 そのため、おおやけに出ることがなく今まできました。ですから木地師に関する情報は少ないようです。

当家と日本木地師学会

木地師は日本の文化を支えてきた職人たちです。私、木地師十三代小椋芳之は木地師の技を受け継いだ一人です。ただ黙々と父と共に岡山県津山市で木地師の仕事をしていましたが、昭和60年、木地師のことを 研究している木地師学会の会長に出会い、私自身も木地師のルーツを知ることができました。そのことを少しでも多くの方にお伝えできればと思っています。

当店について

鶴山漆器おぐら
岡山県津山市鉄砲町
TEL/FAX (0868)22-6029