場所は倉敷市の美観地区の観光案内所、自動販売機の商品にそれはありました。
「冷やしあめ」というのは時折観光地などでソーダファウンテンのぐーるぐーるかき回されているサーバに入っているのを見かけます。
缶に入っているのはめずらしいな・・・。と、よく見ると見本の下には「あたたかい」と書いてあるではありませんか。
あたたかい冷やしあめとは、「あめゆ」のことですか?とツッコミを入れたくなりますね。
投稿者のO君はさすがにこれを飲んではみなかったそうですが、写真を撮るだけでもかなり注目を集めるのではないかと困ったそうです。
缶コーヒーなどの冷やしても飲めるドリンクは、冷やしたときに味覚が鈍るのを補うために通常の飲み物より甘く味付けされています。
元々冷やして飲むための「冷やしあめ」があたたかい時、かなりキョーレツな甘さを感じるのではないかと、思わずつばが湧いてくるような情報でした。
私がかつて遭遇した変なもの自動販売機の最高峰は、津山高校の食堂で紙カップ炭酸系飲料の販売機の押しボタンに「ペプシコーラ」「メロンソーダ」などに混じって「UCCコーヒー」という押しボタンが出現した時でした。
それを見た私はすかさずそのボタンを押して炭酸入りUCCコーヒーをGETしました。
味は・・・炭酸入りUCCコーヒーの味でしたよ。もちろん。
そのボタンは2週間ほどでなくなったように記憶しています。
次に変なものがあったのは大阪の梅田駅近辺の歩道に設置されていた自動販売機で、300円ほどで何だかわからないものを買ったことがあります。
4センチ四方、厚さ7ミリほどの紙箱の中に、白いプラスチックのケースが入っていて、ケースにはドイツ語で何やらのーがきがいっぱい書いてありました。
ケースを回すと、ちょうど梅仁丹のケースのように小さな切り欠きがあって、中の白い粉末が出てくるようになっていました。
あまりに安いのでヤバいものとは思えませんでしたが、嗅いでみるとほんのりメントールの匂いがして、なめても特に味はありませんでした。さて、いったい何だったのでしょう?
あと、缶ジュース自動販売機に入るように缶入りおでんというのは今でもあるのでしょうか?
先輩がおごってくれたときには感動しましたが、いきなり先輩はプルトップのふたでざっくり指を切ってしまいました。これなんかは冷たいのが出てきたら泣けるでしょうね。
その先輩と一杯飲もうかという話になったら、大学裏の酒店の自動販売機に酒を調達しに行っていたものですが、この販売機には貼り紙がしてあって、その注意書きには「チューハイはレモン→ライム→豆乳の順で入っています。希望の商品でなかった場合、お店に入って取り替えてください。」とありました。
1台の自動販売機を3倍使う工夫だったようですが、運用上の問題のため一発目には必ず豆乳ハイが出るなんぎな自動販売機でした。
あと、自動販売機ネタからはずれてしまいますが、「ルート・ビア」というのがアメリカにはあるんですね。
ビリージョエルのピアノ曲に「ルート・ビア・ラグ」というのがあるので、ぜひ賞味してみたいと願っていたところ、市内の酒店で見つけました。ビールでも、お酒でさえもありませんでした。
味は、・・・・・私的には美味ですが、万人向けではありませんので、ぜひ一度だけ試してみてください。
O君、投稿ありがとうございました。
今度ルート・ビアおごるからね。
今後の投稿にも期待します。
「・・・・・・・・・・・・」
特に感想は述べませんでした。
2時間ほどして、「杉山さん、いったいあれなんなんですか?」
「ううむ。アメリカではポピュラーな飲み物なのだが、ありゃ毒だね。」
ルート・ビアは限りなく子供用歯磨きに近い味の飲み物なのでした。