さて、このうち上から5つ目の(MapCache編)という記事は Winmag.com の記事の引用となっていて、私が導入を躊躇している間に、肝心のプログラムを載せた www.winmag.com がどっかへ行ってしまいました。
Windows98が動作する時、大量のスワップを発生しているのですが、一旦スワップファイルに書き出したデータがメモリ上のキャッシュファイルに残っていることを利用して、スワップを見かけ上高速化するのがMapCacheの役割です。
この動作はファイルが4KB単位に整列(Align)しているときに最適動作するというお話です。
失われたプログラム(私が見つけられないだけでしょうか?)は、これを実現するためのバッチファイルだったのですが、次の記事にヒントがありました。
先の記事は\windows\systemフォルダ以外のフォルダを処理するためのバッチファイルだったのですが、次の記事は\windows\systemフォルダのみを対象としたバッチファイルを掲載しています。
なぜ、このプログラムは別々でないといけないかというと、この処理を実際に行っているwalign.exeが\windows\systemにあって、元々\windows\systemにあるファイルしか処理できない仕様だからです。(だそうです。ちなみにsysalignの効果の方が大きそうです。)
そこで、winmag.comに元々あったwmalign.batを改変して作ったはずのsysalign.batをまたまた改変してwmalign.batの動作を実現してみることにしました。
試行錯誤しているうちに、いくつか問題点がわかりました。
(それ以前の問題点、私はシステム改変に関しては初心者ですからご注意下さい・・・は別として)
これ単体では使用できないはずですので、必ずネタ元の www.tomoya.com の方を参照してみて下さい。読まないと何のことだかきっとわからないことでしょう。
それから、Align処理は、プログラムに手を加えて改変する作業ですから、実施しすぎるといくらかの不具合(IEXPLORE.EXEのように)を生じることがあります。
バッチファイルは途中で中止すると、ハードディスクの中身が思わぬ状態(一応壊れないけど非常にキモチワルイ状態)になる場合がありますので、表示されるプロセスをよく理解して使うことをお勧めします。
これを使っていくつかのパソコンを手入れしてみたのですが、にわかプログラマーとしては「本当にこれでいいの?」と今でも思っています。
元のファイルを参考文献としてここに置いておきます。
winalign.zip
それから、sysalign.batの方もここに置いておきます。
sysalign.bat
(2694bytes (C) by www.tomoya.com ver.Nov.24,2001 不適合ファイル書き戻し含)
このファイルは出所を示すcopyright文字列を保存する限り、再配布や変造はご自由です。
・・・とのことです。
(03.05.14追記)