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津山市二階町41
電話
0868-22-2609
商品紹介 ミリタリーグッヅ、モデルガンなど
 
 
袱紗には、染めと織りの二種類があります。染めは、真っ白な白生地の状態から色をそめています。織りは、着物の帯と同じ製法で織り込んでいます。
袱紗の大きさも決まっていないのでしょう、古くは、江戸時代の元禄の頃から冠婚葬祭の贈る目的にふさわしい意匠模様を工夫した動植物・能・伝統・説話・自然現象などにその素材を作り上げてきたようです。今頃の袱紗は、形式的に結納の時に贈り物に掛け風呂敷で包む形になります。
この大袱紗は、家に代々伝わっている物だとおもわれます。昭和60年頃に見つけた物です。いつの頃の物かは分からないですがきれいな水色の染で柄は貝あわせの入れ物と金糸で刺繍された貝が一面に描かれていてとてもおめでたい物です。たぶん贈り物として飾りとして美的要素を付け加えられた物でしょう、贈り主の贈る心を込めた絵柄が描かれています。そんなわけで大切に保管していました。是非、大きな袱紗をご覧になってください。袱紗のいわれとしては四隅の房は結界を表し、実用的には日よけやちり汚れを避けるための物です。これは日本人独特の美意識の表現方法なのでしょうね。
袱紗の貝あわせに合わせてガラスの貝・布の貝をちりばめてみました。雅な雰囲気で飾りつけました。帯は三十年前の袋帯です・・・・オーナー談