読売新聞「気流欄」・・・平成13年6月26日・・・   

夏山の「大山」登ってみては

 鳥取県・大山町ホームページ「夏山登山道お花ギャラリー」の花の見事さに誘われて、 梅雨の晴れ間に大山登山をして来た。
 登山口付近ではスイカズラ科のタニウツギは終わったが、ユキノシタ科のウツギ(卯の 花)が満開であった。「卯の花の匂う垣根にほととぎす・・・夏は来ぬ」と歌にあるが、花は 匂わないから、こぼれるように咲いている姿を、昔の人達は匂うと粋に歌ったのだろう。 しかし、ウツギの垣根も見ることが無くなってしまった現在では、実感出来る人は少ない であろう。
 山頂からは弓ガ浜や隠岐ノ島を遠望することが出来た。快晴、気温18度の山頂付近 ではイワカガミ、ダイセンクワガタ等が満開であった。山頂小屋では風力と太陽光発電、 雨水を利用した水洗トイレへの改修工事が始まるそうである。登山者にとっては嬉しい 事である。秋の登山シーズンには、快適な山小屋のトイレが利用出来るだろう。
 強い日差しに汗を流すのも爽快だが、ブナ林の緑、マイヅルソウ、アカモノ等の花々に 夏を感じながらのゆっくり登山も楽しいものである。

 

気流  
 上記の原文から、
 「ウツギ=卯の花」である事など、
 約100文字近くが添削(削除)
 されてしまった。


 流石に全国紙!? 


 「もう読売新聞には投稿しない!」
 と決めた。

 (負け惜しみか・・・)

 


 

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