■「恥辱の侵略攻め7」特別展示会場■

■恥辱の侵略攻め7

 

■プロローグ■

恥辱の侵略攻め4〜6から続いているお話です。

「さて、これで私はケロン星に帰ります。後はよろしく」

※ギララに関しては「恥辱の侵略攻め4」を参照。

「はあ、何と言うかアッという間に話が進んだでありますなあ・・」

「ケ口ロよ、気を抜いている暇はないぞ。これからが本番だ。」

「りょっ了解であります。」

「それでは・・夏美さん。」

「はっはい?」

「兄ギ口ロをよろしくお願いします。フフフ」

「は、はあ・・?」

「こっこら!何を言っているんだ!」

「フフフ」

笑い声を残し、宇宙船に乗り込んだギララはケロン星へと帰って行った。

「何だか納得できないわ・・・」

「どうした夏美?」

「おかしいと思わない?あのギララっていう宇宙人が来てから急にいろんなことが起こって・・」

「く〜くっくっく。もし、アイツがここまでの情勢を作り上げたとしたらなかなかのもんだぜ!」

「ゲロゲロリ!今更言っても遅いであります。」

「そうだよ、急に捕まって最悪の状態になったと思ったら皆解放されて何事も無かったように・・・」

「モモッチもフッキーが捕まっても慌てる様子が無かったです〜。」

「あの西澤ピーチグループがこの事体に何も関与してないと考える方が不自然ね。」

「西澤さんのお父さんてすごい人だから・・」

「実はこの状況を裏で操っていたとか!ていうか陰謀詭計?」

・・・・ 一同顔を見合わせながら黙ってしまう。

「く〜くっくっく。たしかに、占領後の宇宙貿易に関して早々と西澤ピーチグループの企業に決まったのはおかしいな。」

・・・・

「まっまあまあ!暗い話はそれぐらいにして陽気で楽しいペコポン侵略の話をするであります!」

「それのどこが楽しいのよっ!」

両手の拳でケ口ロの頭をグリグリ!

「ケ〜ロ〜!」

数時間後、地下秘密基地にて

「つまり、各国に送った、一時的にケロン軍の支配下に置き、来るべき宇宙時代に備え、ペコポンの近代化に貢献するという占領政策に同意させるためには、アメだけではだめだということであります。」

「ムチも必要なんですか?」

「さよう。我々に圧倒的な力があることを示さなくてわならないであります。」

「軍曹!」

「あ〜冬樹殿。心配は無用であります。あくまでもデモンストレーションでありますから。」

「・・・」

「調べてあるぜ。第13艦隊が一番近いな。」

「第13艦隊?吾が軍の艦隊は12のはず?」

「かなり小さい艦隊だ。旗艦と空母が5隻のみ。」

「え〜。」

「だが旗艦は移動要塞。かなりデカイぜ。」

「おお!移動要塞とはかなりシブイ!ペコポン人どもの心を寒からしめることが出来るであります!そいつで決定!」

「おい!ケ口ロよ。もっとよく考えた方がいいぞ。その艦隊、かなり妙だぞ。」

「いいじゃん、近いんだったら早く来れるし。同じケロン軍なんだしー。」

「拙者も妙に思うでござる。一度本部に問い合せてみれば・・」

※あ、ド口ロいた。

「わーった、わーった。別の艦隊を呼べばいいんでしょ!クルル!」

「後は連続ワープでも使わないかぎり1週間かかるね。」

「1週間か・・」

「とりあえず呼んでみて、ダメなら別のにすればイイです〜」

「お〜タママ二等、よい考えであります。」

「まっ、そんなところだな。」

「いいだろうケ口ロ。だが本部には問い合わせておけよ。」

「拙者も依存はないでござる。でも隊長、あくまでも平和的にお願いするでござる。」

「わかってるって!それではモア殿、連絡をお願いするであります。」

「は〜い!ていうか援軍要請?」

しかし、軍本部に問い合せた後、ケ口ロ以外の4人の表情は青ざめる。

「え?どういうこと?」

すぐに命令の変更を第13艦隊に伝えるがその命令は無視され、徐々に地球に近づく。

 

超特大版 恥辱の侵略攻め

ケ口ロ小隊VS第13艦隊

ズダダ提督の野望

2008年春 制作決定!(ウソ)

 

■「超特大版 恥辱の侵略攻め ケ口ロ小隊VS第13艦隊 ズダダ提督の野望」特別展示会場■

 

■恥辱の侵略攻め7はこの戦いから数年後のお話です。■

キャラクター紹介

大人になった夏美。階級はもちろん少佐(笑)年齢はブライトと同じ19歳という設定。あけみとの対比のため、ちょっとケバい感じにしました。

主に宇宙人を相手にいかがわしい行為でお金を稼ぐ少女「あけみ」。先の戦争で両親を失い、親戚の家に預けられていたが、諸処の事情で抜け出し、この町で一人で生活している。ちなみに名前は偽名。

ギ口ロ。そのままです。何十年も経ったわけではないので。

ストーリー

物語はパトロール中のギ口ロと部下の会話から始まります。

ギ口ロがeハンヴィーに乗ってパトロール中のFLASHアニメ

eハンヴィー(次世代型ハンヴィー)に乗ってパトロール中のギ口ロ隊長。

「隊長、たあいちょー、聞いてますか?」

「・・・・・」

周りの景色を眺めつつ、ぼんやりするギ口ロ

「隊長、今日のコースどうするんですか?」

「・・・おっ・・すまん、もちろん変更だ。」

「あ、またですか・・」

「こらっ!」

助手席の小松が中村を小突く。(ボカッ)

「あたっ!何するんですか!」

「隊長の命令だぞ。危険手当もらいたくないのか!」

「わかってますよ・・」(畜生・・いつか殺してやる・・)

「最近たるんでるぞ、またいつ襲撃があるかわからないんだぞ。」

「そうですけど、最近はここら辺も治安イイっよ。」

「半年前ならパトロールでもドッカンドッカンやってたよな・・」

「我々の活動が実を結んだのだ。もっと誇りをもて!」

「あの頃は怖かったけどめちゃめちゃ稼げたのに・・」

「・・・・・」

「やっと借金を返せてこれからだったのになー」

「こらこら!」

中村がカーナビのスイッチを操作するとeハンヴィーは角を右に曲がった。

「それじゃ、コース変えますよ。」

「うむ。」

eハンヴィーは川沿いの通りを進む。大通りを外れた少し寂しい感じの通りだ。

「あ、ここ知ってます隊長?」

「隊長がこんな所知ってる分けねーだろ。」

「何かあるのか?」

「へへへ、ちょんの間ですよ、給料入ったらまた行きてー」

「ちょんの間?」

「あー、女性が男性にサービスするヤツです。隊長には関係ないっすよ。」

「でもね、へへへ!」

「何笑ってんだよ、気持ち悪い。」

「それがね、ケロン人相手に営業してるとこもあるんですよ。すごいでしょ?」

「どこの世界にも物好きはいるもんだな・・」

「隊長もどうですか?イイとこ紹介しますよ。」

「ばーか、隊長は少佐一筋なんだよ。」

「なっ!そんな・・・」

「あ〜少佐か、イイ女だよな、たまんねー」

「今度、皆で休み取って海行きましょ!海!」

「おっ、中村にしてはイイこというじゃねーか、少佐の水着姿が拝めるな。」

「みっ水着!?」

「水着だけじゃガマン出来ないっすよ。あの唇とか胸の谷間とか堪能したいっす!」

「ああ、ミーティングのときイイ匂いがするんだよなー・・・」

「・・・うひひひひ・・」

「気持ち悪いな〜何想像してんだよっ!」

※製品版ではココにFLASHアニメを掲載予定。

「うっ・・うぐ・・」

「たっ隊長!大丈夫ですか?!鼻から液体が出てますよ!」

「あっ・・ああ、大丈夫だ・・」

「ちょっと外の空気でも吸って落ち着いてください。」

eハンヴィーは通りの適当な所に横付けし、停車した。

(ふう・・・また暴走してしまった・・俺としたことが・・)

ティッシュで鼻血を拭き取ったとき、路地の奥にひとりの女性が目に入った。

(あれは?!)

(夏美?いや・・違う・・)

ふらりと路地に入り、女性に近づく。

「あの・・!!」

話しかけようとした瞬間、女性はタバコを捨て、血相を変えて逃げ出した!

「ちっ!」

「おいっ!待て!」

職業柄、逃げ出すと追いかけずにはいられない。

「あっ!隊長!どこへ!」

逃げる女性、追いかけるギロロ。

「しまった!」

路地はすぐに行き止まりになっていた。

「なっ・・何か用?」

女性は平静を装い、話しかける。よく見ると少女のようだ。

「いっ・・いや・・別に、用がある訳じゃないんだ。」

「??・・どういうこと??」

「その・・・何というか・・」

ギ口ロのしどろもどろする返答に少女は何か気付いたようだ。

「警察じゃないの?」

「俺は警官じゃない。軍の者だ。」

「ああ、兵隊さん?」

「まあ、そんなところだ。」

「なぁーんだ、びっくりさせないでよ!」

「すっ・・すまん・・。」

少女は安心したのか、いたずらっぽく笑った。

「ふふふ、わかったわ、お客さんね。」

「????」

「ごめんなさい、営業時間は夜になってからよ。」

「えい・・ぎょう?」

「それじゃあ、私帰らないと・・『ソロモン』で待ってるわ兵隊さん!」(ハート)

「ソロモン・・・」

少女はギ口ロの横をすり抜け、視界から消えて行った。

続きは製品版で!

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