雷が鳴っている時の対策



◎落雷にご注意下さい

【落雷被害の仕組み】

CATVの設備には雷による故障を防ぐため、保安器(避雷器)が設置されています。そのため、CATV同軸ケーブルからの進入による雷被害はほとんどありません。

ただし、「電源コンセント」には、防止する機器 が設置されておりません 。このため、落雷が発生すると電源系統に雷サージ(雷によって発生する異常電流)が発生し通常は流れない大きな電流/電圧が機器に入ることがあります。これがLANケーブルを通じてケーブルモデムだけではなく、無線機、ルータなどの機器も破損する場合があります。


落雷による被害を防ぐために、雷注意報や雷の発生が予想される場合は以下の対策をお願いいたします。


◎ケーブルモデムやパソコンの場合

<1> パソコンを終了させ、電源コンセントを抜く。

<2> ケーブルモデム、ルータ、HUBなどの周辺機器の電源コンセントを抜く。

<3> パソコンに差してあるLANケーブルを抜く。

※「サージアブソーバ付OAタップ」を設置した上でこの対策を実施することが理想です。

・再度インターネットをご利用する際の手順

  1. 抜いていたLANケーブルをつなぎ直します。

  2. ケーブルモデムの電源を入れなおします。
    (ケーブルモデムが立ち上がるまで数分お待ちください)

  3. パソコンの電源を入れなおしてからご利用ください。

◎ケーブルテレビ専用デジタルチューナー(STB)やテレビ(ビデオ等を含む)の場合

<1> テレビ(ビデオ等を含む)の電源コンセントを抜く。

<2> ケーブルテレビ専用デジタルチューナー(STB)の電源コンセントを抜く。


◎ケーブルテレビ専用ブースターの場合

<1> 電源部を探す→電源プラグをコンセントから抜く

<2> (電源部が見つからない場合)ブースター本体を探す

<3> (本体から電源コードが出ている場合)電源プラグをコンセントから抜く

<4> (本体から電源コードが出ていない場合)再度、@を実施

※ブースター電源部の場所について

ブースターの設置場所は宅内配線に形状より決まり、ブースター本体をコンセントの近くに設置できない無い場合があります。そのため、ブースターとコンセントの接続方法は、以下の2通りがあります。

 a)ブースター本体から直接コンセントに接続


 b)本体から分離した電源部からコンセントに接続を実施



◎予防対策 -- 「サージアブソーバ付OAタップ」を使用する --

ケーブルモデムやパソコン等の電源コンセントを、「サージアブソーバ付OAタップ」に接続することで、雷サージによりケーブルモデムやパソコン等が破壊される確率を減少することが出来ます。(サージアブソーバ付OAタップは、パソコンショップなどでお買い求め頂けます。)

<接続構成例>
1つの「サージアブソーバ付OAタップ」にケーブルモデムとパソコンの電源を接続します。
(各機器の設置端子が同電位となるよう接続する)

電源接続構成例

※サージアブソーバ付OAタップを使用している場合でも、電源はコンセントから抜いてください。


◎注意事項

 ・夕立が発生した場合、雷が鳴っていなくても、電源を抜いてください。
  −夕立の発生が予想される場合も、予め、電源を抜いておいてください。

 ・抜いた電源コードは、コンセントから離れた場所に置いてください。
  −電源コードとコンセントが近い場合、電気が流れる恐れがあります。

 ・ケーブルモデム、STBが故障した場合は、テレビ津山までご一報ください。
  −ケーブルモデム・・・テレビ津山が無償で交換します。
  −STB・・・設置期間が1年以上5年未満の場合は有償
        (出張費2,000円+STB交換費1,000円/台)(税別)
        設置期間が 1年未満5年以上の場合は無償にて交換します。
  ※故障の際のお問合せはこちら
    (故障が多発した場合、お待たせする場合があります。)

 ・加入者様が保有している機器(パソコン、テレビ、録画機、等)の故障については、
  電気店、メーカ、保険会社等へご相談ください。
  −テレビ津山は、一切の補償を行いません。


(参考)雷被害のメカニズム