■ デジカメの画像データについて |
デジカメはコンピュータとの相性のよさや、撮ったその場で画像を楽しめることから普及率が高くなってきました。デジカメで撮った画像データでの入稿も可能になっていますが、美しい印刷物を仕上げるためには、以下の点を参考にしてください。
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デジカメの画素数 デジカメの性能を表すものの一つに画素数があります。画素数は画像を構成する点(ドット・ピクセル)の数を表していて、この数値が高いほどサイズの大きい画像を撮影できます。 |
デジカメ画像で使える印刷サイズは デジカメで撮影した画像は解像度72dpiで保存されます。その画像を印刷で必要な解像度にリサイズして使用するため、重要になるのが撮影時の画像サイズです。撮影時の画像サイズが大きいほど印刷で使えるサイズも大きくなります。 そして最大サイズである2048×1536ピクセルの画像を、カラー印刷物に必要な解像度350dpiにリサイズした場合、クオリティが保証される大きさは約14.8×11センチでの使用になります。(ちなみに最小サイズである640×480ピクセルの場合は4.6×3.48センチ) |
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撮影時に注意することは 印刷で使う写真をデジカメで撮影する場合は、通常のカメラでの撮影と同じような注意点(明るさやピントなど)の他に、先程述べた撮影時の画像サイズがあります。 しかし、いくら画像サイズを大きく撮影しても印刷でメインとして扱う被写体(商品や人物など)が小さく撮影されていた場合は、使用部分の画像サイズが小さくなるため画質の低下を招く原因になります。そのため、印刷時に画像として使う被写体を画像いっぱいに入れて撮影することが必要です。
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より美しい画像を撮影するには デジカメの性能は年々上がってきていますが、撮影した画像は、デジカメの機種によって色調、シャープさなどが大きく異なり、 撮影条件によっても大きく左右されます。特に屋内での商品撮影は照明の設定(ライティング)が難しいため、せっかく撮影した商品もきれいに再現されず、商品イメージを損なう場合もあります。 そのため、より美しい画像を撮影する必要がある場合には、費用はかかりますが写真スタジオやプロのカメラマンによる撮影をお薦めします。照明設備が整ったスタジオでの撮影や、印刷での使用用途によってはポジフィルムで撮影するなど、印刷物で使うことを前提にした画像が準備できるため、より美しい画像を再現することができます。 |
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