「人間精神学研究所」では、独自の「自己・他己双対理論」によって、人文科学の各分野、たとえば心理学・哲学・教育学・経済学・政治学・法律学・歴史学・宗教学・倫理学・精神医学、等々を、「人間精神学」と名付けた新しい学問体系に統合することを、最重要の活動目標にしています。
これまで30年ほどにわたり、中塚とその共同研究者によって積み上げられてきた成果は、当ホームページの「研究業績」においてご覧いただけるとおりです。当然のことながら、それらはどれもきわめて専門性の高い内容になっております。
中塚は、学術的な研究論文執筆と並行して、より広く私どもの目指すところを知っていただき、ひとりでも多くの方が、「人間としての、本当の幸福」を実感できるよう、お手伝いをしたいと念願して、そのため、エッセイ・随筆、あるいは評論、詩作等といった、一般性の高い啓発・執筆活動もおこなって来ております。10年以上にわたって出し続けている月刊誌「こころのとも」が、その核となっています。
さらに、その「こころのとも」上で展開されてきた、さまざまな議論を、テーマ別・分野別にまとめ直した原稿も、折にふれて作成してまいりました。それらはどれも、独立した著書としての体裁をも取り得るものです。1994年には、実際に、大東出版社から『ひとで悩みたくない人は』が刊行されております。
そして、今日、ひとりでも多くの方に、私どもの考えを知っていただくためには、インターネットを活用して、それぞれの著作を無料でダウンロードしていただくのが一番の近道であろうと考えました。なお、ここに収めましたのは、すべて未出版の書籍原稿です。 以上が、「ひびきのさと・ネットライブラリー」開設にいたる経緯です。
いろいろなジャンル、そしてさまざまなスタイルの作品を用意して、皆さまのお立ち寄りをお待ちしております。さらに、今後ますます充実発展させていく計画ですので、どうぞご利用ください。
無料のダウンロードで、皆さまからのアクセス状況や反響がわかりませんので、ご感想、ご意見などお寄せいただければ、幸甚に存じます。
なお、書き換えて配布したり、個人でご覧になる以外のご利用をなさったりすることは、固くお断りいたします。また、団体でお使いになる際には、ご一報をいただければ幸いです。