方法は「豪徳寺の玄三券法」とはこういうものではなかったかな?という再現です。
具体的には人気上位(オッズは低い)の馬を抽出し、その組み合わせ馬番連勝のオッズを見ながら資金を配分していく、そして、1番人気と2番人気の組み合わせのみ外す。という方法です。
なぜ1番人気と2番人気の組み合わせを外すかというと、有名な馬や有名な騎手は、単なる人気だけで不当に買い上げられている、すなわちオッズの示しているほどには上位入賞の確率が高くないのではないかという推測に基づいています。
これは玄三老人のいう「馬券は的中じゃないよ」「馬券は、けっきょくのところ、配当だよ」という教えを根拠にしています。まあ、50倍どころのロングショットを狙っている人もそう言うでしょうが。
さて、新聞記事の前日売りオッズを参考に抽出したのはこの4頭です。
馬番 | 馬名 | 単勝オッズ | 割合 |
---|---|---|---|
1 | レディパステル | 15.4 | 4.8% |
5 | ダイヤモンドビコー | 8.1 | 9.2% |
6 | ローズバド | 11.0 | 6.8% |
12 | ファインモーション | 1.2 | 62.5% |
この馬の組み合わせで5種の馬券を資金を配分しながら買っていくわけです。
資金配分の目安は、上記表にあるような「その馬券を買った人の割合」(=0.75÷オッズ)ですが、そのまた逆数に比例して配分すればいいわけですから、単純にオッズが倍の馬券には資金を倍かけることになります。
馬番 | 1 | 5 | 6 | 12 |
---|---|---|---|---|
1 | - | 20.9 | 24.7 | 6.5 |
5 | - | - | 18.1 | 3.6 |
6 | - | - | - | 5.6 |
12 | - | - | - | - |
馬番 | 1 | 5 | 6 | 12 |
---|---|---|---|---|
1 | - | 100 | 100 | 300 |
5 | - | - | 100 | − |
6 | - | - | - | 300 |
12 | - | - | - | - |
帰ってみたらあえてはずしておいた1着と2着の組み合わせがちゃんと入っていました。
まあ、玄三券法の大切な部分「同じ資金量で最低半日は連続して賭ける」を守っていないから1つのレース毎の勝ち負けにはこだわらないのですが、その日のレース結果全てに私の方法を当てはめても回収率は80%でした。
それでは、「でたらめに賭けつづければ資金は75%になって帰ってくる」法則を一歩も踏み出していません。(大負けする法則を見つければその逆は利益になる可能性があるわけです)
現在所持金 |
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7730 |