空から見る頭文字D

-行ってみたいな関東北部-


ずいぶん長いこと更新をさぼってしまいました。
様々なことに気を取られていたのが理由ですが、その中で最大の壁が「InitialD Special Stage」、要するにテレビゲームでした。

頭文字(イニシャル)Dの世界に私がのめりこんだ入口は、たまに昼食を食べに行くやきそば屋さんに置いてあるコミックでした。
二十数巻あるのを3べんどおり読んで、お店が続きを買ってくれないので24巻からあとは自分で買ってきてお店に寄付して、昼食のおかずにまた読んで、自分がCR−Xの走り屋もどきだった頃を思い出しつつ、心はコミックの中の峠に飛んでいたものです。

次に私がハマッタのが頭文字Dのアーケードゲームでした。これがカードを用いたシステムになっていて、戦績や改造内容をカードが記憶するようになっています。私が選んだマシンは、ストーリーの中で最強の敵とされていたSUZUKI Capccinoでした。
しかし、ゲーム機は自宅から80km近く離れた倉敷市にあり、速くなるにはしこたまお金を積んでコースを覚え、点数をためてカードの記憶するマシンに改造を重ねる他はないのでした。

こういう過程を経て目をつけたのがPlayStation2で動作する「SpecialStage」でした。これで峠のレイアウトを覚えて、ゲームセンターにつぎ込むお金を倹約しようという作戦です。
作戦です。・・・って、もうゲームセンターに行く必要はないのでは?いえいえ、それはそれで別の面白さがあるんです。

さて、そういう一連の過程で、私が思ったのは、「うわあ。ゲームにはコミックの端々に出てくる峠が忠実に再現されているなあ。」ということでした。
それから次に気がついたのが、「全てこれ、実在の峠じゃん。」という単純な事実でした。
もちろん、碓氷峠やいろは坂が実在であることは知っていましたが、主人公藤原拓海のホームコース「秋名峠」も含めて、コミック中の峠はすべて実在の峠だったのでした。
そういうことは関東地方の方々には自明のことでしょうが、中国地方の読者には思いっきり新鮮な驚きでした。

ということで、kumapooh的切り口としては、国土交通省ホームページで拾ってきた航空写真で実在レイアウトの峠を楽しむことにしてみます。
写真をクリックすると拡大写真が見られます。国土交通省ホームページではさらに大きい写真が見られます。
峠の名前のリンクをクリックすると国土地理院の地形図が見られます。
These aerial photograph are rather old(1975 or so),therefore some course under construction. Click the picture to see larger image.
秋名峠
Akina;Homecourse of Takumi and Speedstars.

主人公の藤原拓海はとうふの配達で毎朝通った、物語の原点になる峠です。
もちろん、「秋名峠」という名の峠は実在しませんが、峠そのものは実在します。
私にとっては、スピードの乗る直線と、タイトなヘアピンが交互に現れるこの峠はゲーム中でも苦手とするところですが、レイアウトをつくづく眺めるとあらゆる条件のコーナーが揃ったよくできたコースであることがうなずけます。
アーケード版のゲームではカプチーノがよりドリフトしやすい味付けになっているので、秋名峠と相性がいいようです。
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赤城道路
Akagi;Homecourse of RedSuns.

赤城レッドサンズのホームコースがこの赤城道路です。コースの上の方の折りたたまれたようなグニャグニャした部分は、ゲームを面白くするための創作かとはじめは思っていました。
ゲーム中では意外と道幅があって走りやすく、ヘアピンカーブもさほどきつくないので終始快調に飛ばせます。PS2版ゲームでは、ネットランキングの結果から見てカプチーノに最適なコースになっているようです。アーケード版では高速コーナー過ぎてかえってカプチーノに合っていません。
だいたい、ネットランキング上位に名を連ねているのはコミック中でその峠をホームコースにしている車が多いのですが、ここで上位をRX7でなくカプチーノがおさえてしまっているのはご愛嬌です。
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妙義山
Myogi;Homecourse of Nightkids.

ゲーム中ではそんなにうねりくねっている印象はなかったのですが、レイアウトをみるとハードなコースに見えます。
ここをホームコースとしている妙義ナイトキッズは、コミックのお話の中で一度もバトルに勝ったことのないかわいそうなチームです。
頭文字Dにハマる以前の私はBNR32スカイラインには一目置いていたのですが、頭文字D的にはスカイラインの評価が低いようです。
ゲーム中でもスカイラインは見かけの割に遅いのですが、ストーリーモードの時には意地悪なルールに邪魔されててこずりました。
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碓氷峠
Usui;Homecourse of Mako&Sayuki(Sil80).

碓氷峠のくねり具合は、岡山県北部の峠のリズムに似ていて心地よく、最初に(ゲーム中で)走ったとき、ここは走ったことがあるのかなというデジャヴーを感じました。
私の住んでいる近くで似たところがあるとすれば美作北林道か物見峠ですね。ただしどちらも幹線道路の碓氷峠に比べて大変狭い峠です。 実際の碓氷峠は下り勾配がきついので、私のデジャヴーはあてになりませんが、林に囲まれて薄暗い感じが似ているのかもしれません。また、右コーナーと左コーナーのリズムが違うところが現実味があります。
この峠をホームコースにしているのが真子と沙雪の「インパクトブルー」、青のシルエイティです。カッコイイです。
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正丸峠
Syomaru;Battle with Wataru Akiyama(AE86Levin).

航空写真が判読しにくくて済みません。Hの横棒のように東西に伸びているのが正丸峠です。
ここで拓海とバトルする秋山渉はAE86レビンのターボに乗っています。ゲーム中ひっきりなしにセリフが入るのはいいのですが、「ゲロ吐くまでとことんやろうや!」とか「アドレナリンどっぱどぱだ!!」言われたらちょっと苦笑です。
それから、「前を走っているときの負けはない!」は、コースが狭く、追い越しができないい正丸峠だから言える油断の一言なので、あまりゲーム中に他の峠でで乱発するのは問題ありかなと思います。特に秋名峠の上りで「前を走っている時の負けはない!」と、言い切られると、何いってんだコイツと思ってしまいます。
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いろは坂
Iroha;Homecourse of Emperor(LancerEvo.) and Kai Kogashiwa(SW20).

いろは坂はランエボ軍団のエンペラーとMR2を駆る小柏カイが出てきますが、このゲームに出てくるランエボは確かにいろは坂に特化しているようです。たぶん4速までのダッシュがよく、高速が伸びないのでしょう。
私のカプチーノは実はゲーム中で一番いろは坂が好きで、様々な車、様々なコースで行き詰まったらカプチーノでいろは坂を下って、ゲームの楽しさを思い出すのです。
それでもつまらなかったら、カプチーノで雨のいろは坂をヒルクライム(逆走)してみましょう、速さは必要ありません、ぶつけてもスピンしてもアクセルを踏み続けられる、それがエンターテインメントです。
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もみじライン
Momiji line;Homecourse of Seven Star Leaf.

ここからは栃木県エリアです。プロジェクトDの緒戦の相手、「セブンスターリーフ」のホームコースがここです。
必殺溝またぎの溝は航空写真では確認できません。
ゲーム中、カプチーノで走る限りではコーナーのリズムがわかりやすく、そんなにハードな峠という感じがしませんが、現地はどうなのでしょうね。
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塩那
Siona;Homecourse of Todojuku.

塩原と那須を結ぶ道路なので塩那です。
走り屋集団「東堂塾」のホームコースで、物語中に出てくるとおり、那須寄りのところで工事中の通行止めになっています。
「東堂塾」の車はホンダ車ばかりで、スマイリー酒井のインテグラRターボあたりが最高速ではゲーム中最速だろうと思われます。
アーケード版ゲームではどのコースもインテRに席巻されてしまっていますが、PS2版になって車の味付けが変更されており、ホンダ車はブレーキが効きにくく、最高速からの突っ込みに苦労するようになっています。
こうして超高速コーナーのウェイトが高い塩那では東堂塾の車が圧倒的に有利になっています。 実際のゲーム中ではヘアピンの攻略、特に第2と第4のヘアピンがキチンと攻略できれば東堂塾には負けません。
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八方ヶ原
Happo;Battle with Tomoyuki Tachi(EK9Civic).

藤原拓海のAE86トレノがプロレーサー舘智幸とバトルしたのがこの峠です。
峠といっても上下が混合になっており、はじめゲームで走ったときは何だ、峠じゃないじゃん。と不満に思っていました。
しかし、ゲーム中の舘智幸とバトルする段になると、中盤の連続ヘアピンでどうしてもアウトにぶつけてしまい、なかなか勝てません。つくづくよくできたコースだなと思います。
このように、ゲームにして面白くなる峠を原作のときから細かく描きこんでいたというのはさすがにしげの先生だなとおもいます。ま、実際の峠が走って面白いからストーリーができたというのもありますが。
なお、航空写真が古いため、ゲーム中にはトンネルになっている部分にコーナーが余分にあります。
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定峰峠
Sadamine;Battle with Kyoko Iwase(FD3S).

これも古い航空写真(昭和49年撮影)です。
左右でいえば中央部、上から3分の1ぐらいのところに頂上で三叉路になっている峠が定峰峠です。
400dpiの超拡大写真を見たら、頂上に赤い屋根の建物が見えるのが峠の茶屋でしょう。
ゲームには出てこない峠ですが、岩瀬恭子と高橋啓介が運命のバトルをくりひろげました。
RX7を3代乗り継いだ友人は、「セブンのアクセルワークは非常にデリケートで雨の高速道路とかでいきなり横を向くことがある。」「六甲で最近の(AE101)レビンなんかに煽られたら、あっちは面白半分でもこっちはハラハラドキドキだよ。そんなに緊張して走りたくないときもあるんだから、勘弁して欲しい。」とぼやいていました。
これを読んで「セブンって案外遅いんだ。」という誤解のなきよう。速いクルマと扱いやすいクルマは違います。それは孤高ゆえの憂鬱というものです。
コミック32巻で出てくる峠もここのようですね。
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間瀬峠
Mase;Battle with Sakamoto(Cappuccino).

カプチーノを駆る坂本と印象深いレインバトルを繰り広げた場所です。
ゲーム中では坂本とのバトルは碓氷峠(「真」でない方)で行われ、キレイに流しながらコーナーを最高速でクリアしていくのはそれなりに快感です。
しかし、ここのような極端な悪条件のダウンヒルでなければカプチーノがR32やランエボと対等のバトルを繰り広げることはあり得ません。
コミック中に出てくる間瀬峠は間瀬峠の頂上付近から入る脇道であるとのことです。
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土坂峠
Tsuchisaka;Battle with LancerEvo.

この峠でのエピソードは、ここまでのフェアでさわやか(?)なバトルと違って、何とも重苦しい戦いでした。
コミックの最後のオチもまた意外なものでしたが。
航空写真が古いため、この土坂峠はまだ工事中のようです。
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筑波山
Tsukuba;Homecouse of Purple Shadow.

筑波でのバトルは表筑波スカイラインからそれて下るこのコースで戦われています。「パープルライン」を本拠地とするから「パープルシャドウ」なんですね。
バトルの相手の車は、ついにS2000が登場しました。
確かに最近のクルマは破綻なく速いのでしょう。しかし、頭文字Dに登場するクルマを追ってみると、ピュアスポーツに関する限り今が最高に乏しい時代なのではないかと思う今日この頃です。
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ヤビツ峠
Yabitsu;Battle with Team246.

「あ、まだ箱根があったか。」とこのページに書いてから2年余りを経て、ProjectDは神奈川エリア進出を果たしました。
チーム246の名前の由来は国道の番号ですね。
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長尾峠
Yabitsu;Battle with Kai Kogashiwa(MR-S).

長尾峠のコースは長くて、ふもとのほうはこの写真ではカバーできていません。上の方はすばらしくツイスティなコースです。
確かに箱根にありますが実は静岡県側です。相手は小柏カイ、因縁の対決再びです。
MR−Sって、見ていて何か足りない気がするデザインだとずっと思っていたのですが、最近になって「下品なぐらいデカイGTウイング」がついたらちょうどいいことを理解しました。カイのマシンはまさにそういう仕様ですね。
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七曲り
Nanamagari;Battle with Team Spiral

有料道路と交差しつつの連続ヘアピンが印象的なコースです。
プロジェクトDの相手(特に登り)は、ここんとこなりふり構わぬハイパワーマシンが続けて登場してきます。
そこのところが実はInitialDのキモで、ハイパワー・重量級マシンだからプロジェクトDに勝てないのだということは間瀬峠のバトルあたりで読者にはおわかりのことだろうと思います。
今回のバトルが七曲りだったのもその線に沿った選択ですが、相手がこのクルマを持って「ターンパイクで待つ」と来たら非常にヤバイことになりそうです。
やっぱりドリフトがあるからInitialDなんですよね。

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ターンパイク
TOYO TIRES Turnpike;Ryousuke(FC3S) vs. Rin Houjo(BNR32)

ついに「聖地」ターンパイクが舞台に登場してしまいしまいました。
重量級、無差別級の独壇場であるターンパイクですが、全長が長く急坂の続くターンパイクであるがゆえの罠が、重量級のマシンを襲います。
さすがしげの先生、車とコースを知りぬいたストーリーには抜かりがありません。
今回はターンパイク全長をカバーするため手を抜かずに写真を5枚ピックアップしました。
きょうびはGoogleにストリートビューが充実しましたから、バトルの舞台をトコトコ歩いて訪問する体験が出来ます。

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椿ライン
Tsubaki Line;Keisuke(FD3S) vs. Go Houjo(NSX)
;Takumi vs. Shinji Inui(AE86)

いよいよ最終戦です。 北条豪の操るNSXは、国産スポーツカーの中では最高峰の一角に間違いありません。
椿ラインのコースは道幅がやや狭く、ツイスティなので、王者NSXにはちょっと辛いコースなのではないでしょうか。
コミック43巻では、この記事を追記した現在、上りのバトルが始まったばかりですが、延々と続くヒルクライムはパワーの差がものを言う場面であり、啓介のFDにとっても厳しいステージであることは間違いありません。
まさに最終戦のステージとしてふさわしいコースと言えるでしょう。

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ゲームもコミックも味わい尽くしたら、こんどは行くことのない関東地方の地図を買ってきて、読みふける私ですが、見る限り茨城県や千葉県には峠がないようです。
しげの先生、プロジェクトDは次は長野県に進出する他はないのでしょうか?

あ、まだ箱根があったか。
(03.12.16初出)


このページへの来訪者があまりにも多いので、一部記述を修正しました。
見れば見るほど、岡山県には上にあるようなみごとな峠が少ないように感じます。(景色が美しいところはあります。それとは別問題です。)
また、この文章をUPした頃には既に筑波山でのバトルが始まっていたんですね。S2000とAE86という荒唐無稽な組み合わせで。
コミックにならないと読まない私の不勉強でした。

引き続き来訪者が多いので、土坂峠と筑波山を追加しました(04.10.12)
DVD「INITIAL D Fourth Stage Vol.4」を見たらうれしくなっちゃったので定峰峠を追加しました。
(05.03.27追記)
ゲームにハマると体や家庭を壊すので、今はSUPER EUROBEAT presents INITIAL D Special Stage ORIGINAL SOUND TRACKSというCDを買ってきて、それにハマっている私です。
価格の割に3枚組で非常にお買い得なCDでした。SpecialStageにハマった人にとっては飽きるほど聴いた曲ばかりですけど。
(05.04.10追記)

国土地理院地形図へのリンクを追加しました。
このページへのお客さんが私のサイトでは最も多くなったので、久々にPS2を出してきて、今度はインテRで峠を攻めてみました。
ううむ。確かに世間でいうところのFFの挙動をします。ブレーキが効きにくいのではなく、十分な減速をしなければアンダーステアが出るというわけですね。
逆にオーバーステアやドリフトはまず起こらないので、実際の車であまり攻めない人には扱いやすいのかも知れません。
現実のFFはタックインが起こったり、サイドブレーキでリアを流したり、なかなか単純なものではありませんが。
(05.05.01追記)
このページにまつわる盗作事件の顛末は別トピックに移転しました。(05.06.03)
国土地理院の航空写真公開システムの存在を知りました。国土交通省のものより新しい写真ですが収録区域が限られています。
これにより間瀬峠の写真を追加しました。
頭文字D THE MOVIEを見に行ってきました。
いきなりイツキが高校を退学になっていて、アロハなんか着ているし、おまけにガソリンスタンドの立花店長の息子という設定で、S13とかAE86トレノに乗っていたりしてます。
高橋涼介は中里毅とマブダチになっていて、手を組んで群馬エリア征服を目指しています。
エンペラーに至っては、服装がHG(ハードゲイ)になっています。控えめに言ってもヘヴィメタ。でも本職はレーサーなんだそうです。

車はホンモノが続々出てきて、実際に峠向きのフルチューンが施してあるそうです。しかし、涼介のFCのドアのステッカーはアニメ版の流れを汲んで、頭文字Dオリジナルなダサダサステッカーとなっています。
それから、拓海のハチロクのボンネットを開けると、おいおい、ターボチャージャーが鎮座しています。(これはDVDでよく見たらFCのエンジンルームでした。誤解でした。)
秋名峠はトンネルがあったり、ガードレールに奇妙な蛍光灯が付いているのが謎です。こらこら、5連ヘアピンの一個目が左に曲がっとるがな。

まあ、コマカイことはさておいて、このお話を実写映画化してくださった偉業には感謝しましょう。
まあ、「少林サッカー風味超意訳版頭文字D」と思っていただければあまりコマカイ点に目くじらを立てることもないでしょう。
物語の全体に少林サッカーと同じ「貧しくともハングリーに生きて栄光を勝ち取る(そしてビッグマネーを手に入れる)」という思想が流れています。
しかし、映画の全編にちりばめられているドリフト走行シーンだけがおおむねホンモノなんですね。そこんところ、「少林サッカー」とは決定的に違います。
事情をよく知らない人に、「よくできた特撮だなあ。」と言われそうなのが残念です。(05.09.19)

このページに海外からリンクが張られていましたので、ごく一部英語対応にしました。(05.11.27)

海外の人たちの熱い要望にこたえて、特大画像及びGoogleMapのリンクも掲載することにしました。(05.12.24)

コミック33巻発売記念にヤビツ峠を追加しました。(06.08.12)

コミック36巻発売記念に長尾峠を追加しました。
最近コンビニに「バリバリ伝説」を売っているので読みふけっています。頭文字Dと比べると、時代の移り変わりを感じますね。(07.10.27)

ここが七曲り
コミック39巻発売記念に七曲りを追加しました。
箱根はこの夏、第3新東京市のモデルとして別のアニメのファンで賑わったそうですね。 (09.08.22)

コミック42巻発売記念にターンパイクを追加しました。(11.01.22)

コミック43巻発売記念に椿ラインを追加しました。
この最終戦、ステージが箱根で、最後の戦いに挑むのはイ○○シンジ少年で、戦うのがいやで逃亡しちゃったりもします。たぶんこのあと、「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。」と言いながら戦線に復帰するものだと思われます。
…って、その、“別のアニメ”の影響を受けすぎてないですか?(11.07.09)

プロジェクトD関東最速プロジェクト最後の決戦が完結しました。
怒涛のフィニッシュを読みながら私が想起したのは、「サーキットの狼」の公道グランプリ、ロータス・ヨーロッパ、フェラーリ・ディノ、ポルシェ911カレラRSのゴールでした。
この記事を書き始めてからでも10年、日本の車から「峠を楽しめるクルマ」がなくなっていた時代を経て、トヨタ・ハチロクやCR−Zが登場し、日本のモータースポーツもまだまだ捨てたもんじゃないことを示しました。頭文字Dはクルマを操る喜びを訴求し続けることで、そういう流れにも一石を投じ続けた物語でした。
作者がずっと秘してきた「Dって何の頭文字?」という謎も明かされるわけですが、それはDriverでもDriftでもなく、やはりDreamだったのだと思うのです。(13.12.08)

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