横野和紙について
Q. いつから作られているの?
A. 今から1300年ほど前に作られた文書に、「美作紙」という名が登場しています。
古くから、美作地方でさかんに紙が作られていたことが分かります。この「美作紙」を作っていた地域の一つが上横野です。そして、今もなお作り続けているのです。
Q. どんな紙が作られているの?
A. 箔合紙(はくあいし)が、有名です。
そのほかにも、便箋(びんせん)や封筒(ふうとう)、はがき、半紙などの製品があります。
特に箔合紙(はくあいし)は、金箔(きんぱく)を保存したり、運んだりするためになくてはならない紙で、金箔(きんぱく)の生産地(石川県金沢市が全国の生産の99%をしめています。)から多くの注文があります。
金箔は、金を1万分の1ミリまで打ちのばした大変うすいものです。箔合紙は、仕上がった金箔を1枚ずつはさむ紙です。この箔合紙にはさんでおくと、いつまでも金箔が紙にくっつかず、しめりにくく、保存したり、運んだりするのにつごうがよいのです。

金箔を箔合紙の上で広げているところ
和箋 はがきや便箋 便箋 封筒 便箋

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