PICマイクロBASICコンパイラ
変数の定義
<書式> 変数 VAR BYTE
変数を1バイト(8ビット)のサイズで定義する。
ラベル
<書式> ラベル名:
入出力の設定
<例> TRISA=3
A0,A1を入力に,A2,A3を出力に設定する。
BUTTON
<書式> BUTTON ピン番号,論理,時間,リピート速度,変数,条件,ラベル
入力ピンに接続された押しボタンスイッチの状態を調べる。
ピン番号 入力ピン番号 A0~A3,B0~B7で指定する
論理 ボタンが押されたときのピン論理 0(LOW)で使用
時間 オートリピートを開始するまでの待ち時間(サイクル数)
255を指定するとオートリピート機能無し
リピート速度 オートリピートの繰り返し速度 0〜255
変数 時間待ち,リピート速度用の変数。(最初は0を入れておく)
条件 ボタンが押されない時にジャンプする場合は0
ボタンが押された時にジャンプする場合は1
ラベル 条件にあったときにジャンプする先のラベル
<例> BUTTON A0,0,255,0,WK,0,SKIP
ボタンが押された場合にSKIPにジャンプする。そうでない場合は次の行の 命令を実行する。オートリピートはしない。
END
<書式> END
プログラムの実行を停止します。
FOR...NEXT
<書式> FOR 変数=数値1 TO 数値2
(命令)
NEXT
変数の値を数値1から数値2まで,ひとつづつ増やしながら,NEXTまで の命令を繰り返す。
GOSUB
<書式>GOSUB ラベル
ラベルの行から始まるサブルーチンを実行する。
GOTO
<書式> GOTO ラベル
ラベルから始まる行へジャンプする。
HIGH
<書式> HIGH ピン番号
ピン番号で指定されたPICのピンに1(ハイレベル 5V)を出力する。
<例> HIGH B0
B0を1(ハイレベル)にする。
IF...THEN
<書式> IF 条件式 THEN ラベル
条件式で変数と数値を比較し,正しければラベルの行へジャンプし,正しく なければ次の行へ実行を移す。
INPUT
<書式> INPUT ピン番号
ピン番号で指定されたPICのピンを入力にする。
<例> INPUT A0
A0を入力ピンにする。
LOW
<書式> LOW ピン番号
ピン番号で指定されたPICのピンに0(ローレベル 0V)を出力する。
<例> LOW B0
B0を0(ローレベル)にする。
OUTPUT
<書式> OUTPUT ピン番号
ピン番号で指定されたPICのピンを出力にする。
<例> OUTPUT A0
A0を出力ピンにする。
PAUSE
<書式> PAUSE 時間
指定された時間(ミリ秒)だけ何もしないで待つ。
RETURN
<書式>RETURN
サブルーチンからメインのプログラムにもどる。
技術科教育ホームページにもどる