第13巻(平成14年)
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1月号
生きる哲学を問う/斬り捨て御免
◆人生を考え直してみたい人は(96) 『正法眼蔵』解説(40)』
「五祖大満禅師は、きん州黄梅(きんしゅうおうばい)の人なり。父無くして生まれ、童児にして道を得たり。・・・」
◆自作詩短歌等選
池田小殺傷事件の意味/未婚率の上昇/差別との闘い/犯罪加害者の居直り
教師不信/サル生態学に接して/農業を産業化する ?!
◆自作随筆選  
大衆が政治を動かす?!   交遊の相手
◆釈尊のことば−法句経解説−(107)
(347)「愛欲になずんでいる人々は、激流に押し流される、・・・」
(348)「前を捨てよ。後ろを捨てよ。中間を捨てよ。・・・」
◆後記



2月号
役人の規範性喪失/こころ豊かとは
◆人生を考え直してみたい人は(97) 『正法眼蔵』解説(41)
「第十四祖の龍樹尊者、梵に那伽閼刺樹那(ながありじゅな)と云い、唐に龍樹、亦た龍勝と云い、亦た龍猛(りゅうみょう)と云う。西天竺国(さいてんじくこく)の人なり。・・・」
◆自作詩短歌等選
日本のゆううつ/何に安心を見いだすか/子への愛と勘違い/国益は国家エゴ/
ついしてしまう虐待/現代人の愛欠乏症/真の平等とは/温かさ回復の道/
かっこうを気にする/法で社会を護る/自己肥大社会の現れ
◆自作随筆選
不妄語戒の不毛さ
◆釈尊のことば−法句経解説−(108)
(349)「あれこれ考えて心が乱れ、愛欲がはげしくうずくのに、愛欲を浄らかだと見なす人には、愛執がますます増大する。この人は実に束縛の絆を堅固たらしめる。」
(350)「」あれこれの考えをしずめるのを楽しみ、つねに心にかけて、(身体などを)不浄(きよからぬもの)であると観じて修する人は、実に悪魔の束縛の絆をとりのぞき、断ち切るであろう。」
◆後記



3月号
日本の凋落の原因/悪と悪/正義と不正義
◆人生を考え直してみたい人は(98) 空海『即身成仏義』解説(1)
「問うていわく、諸経論の中にみな三劫(さんごう)成仏と説く。いま即身成仏の義を建立する、何の憑拠(ひょうこ)かある。・・・」
◆自作詩短歌等選
ノーベル賞たった7人/ストレス対処法の教え/日本人の得失/学力低下の原因/
安楽死の倫理!?/助けが欲しい/文科省の教育改悪/環境ホルモン
◆自作随筆選
虐待の母に終身刑
◆釈尊のことば−法句経解説−(109)
(351)「さとりの究極に達し、恐れること無く、無欲で、わずらいの無い人は、生存の矢を断ち切った。これが最後の身体である。」
◆後記



4月号
学校が変わる?!/教員も塾で能力アップ/君が代神経症
◆人生を考え直してみたい人は(99) 空海『即身成仏義』解説(2)
「(一)二経一論八箇の証文(前回のつづき)
(3)またいわく、『もしよくこの勝義によって修すれば、現世に無上覚を成ずることをう』
と。・・・」
◆自作詩短歌等選
右往左往/慧可の断臂/日本人が失ったもの/遺伝子組み換え大豆/ジャパンの推移
怠けを貪る/環境破壊の進行/独自な思想がない日本/女性の自己化現象
◆自作随筆選
友愛(博愛)と義兄弟
◆釈尊のことば−法句経解説−(110)
(352)「愛欲を離れ、執着なく、諸の語義に通じ、諸の文章とその脈絡を知るならば、その人は最後の身体をたもつものであり、『大いなる智恵ある人』と呼ばれる。」
◆後記



5月号
こころを失った人々/宗教に名を借りた戦争
◆人生を考え直してみたい人は(100) 空海『即身成仏義』解説(3)

「(一)二経一論八箇の証文(前回つづき)
 (7)また竜猛(りゅうみょう)菩薩の『菩提心論』に説かく、「真言法の中にのみ即身成仏
 するが故に、これ三摩地の法を説く。・・・」
◆自作詩短歌等選
寛容と和・平和共存/民主主義国代表/鯨を食うは許せない/民主主義が最高
男性受難時代/ボランティアの義務化/専心勤労の消失/やる気のない日本人
人類の行く末
◆自作随筆選
保母の幼児虐待死事件に思う
◆釈尊のことば−法句経解説−(111)
(353)「われらはすべてに打ち勝ち、すべてを知り、あらゆることがらに関して汚れていない・・・」
◆後記



6月号
社会崩壊の原因/一番失ったもの
◆人生を考え直してみたい人は(101) −空海『即身成仏義』解説(4)−
「(二)即身成仏の偈頌(げじゅ)
 是の如くの経論の字義差別、云何(いかん)。・・・」
◆自作詩短歌等選
凋落一途の日本/妻も働ける環境/最後の一人になるまで/精神病理も追いつく
信仰を失った哀れな国/政治家の不正/自己陶酔に依存/奉仕活動の強制
◆自作随筆選 
 自国中心主義の米国?!
◆釈尊のことば−法句経解説−(112)
(354)「教えを説いて与えることはすべての贈与にまさり・・・」
◆後記



7月号
エゴ社会追求の帰結/子どもの睡眠の乱れ
◆人生を考え直してみたい人は(102)−空海『即身成仏義』解説(5)− 
 「(三)二頌(じゅ)八句の総釈と科分
釈して曰く、この二頌八句を以て即身成仏の四字を歎ず。即ち、この四字に無辺の義を含ぜり。一切の仏法は、この一句を出でず。故に、略して両頌を樹(た)てて無辺の徳を顕(あら)わす。・・・・・」
自作詩短歌等選
日本丸の行く末/自分の内を探そう/先進国の落胆/環境を大切に/日本・信を喪失した社会/
精神的ゆとりのなさ/教育復興の決め手
◆自作随筆選
農業は魅力ある職業!?
◆釈尊のことば−法句経解説−(113)
(355)「彼岸にわたることを求める人々は享楽に害(そこな)われることがない。愚人は享楽のために害われるが、享楽を妄執するがゆえに、愚者は他人を害うように自分をも害う。」
◆後記




8月号
宗教心のおかげ/日おちる国へ/反比例する物と心
◆人生を考え直してみたい人は(103)−空海『即身成仏義』解説(6)− 
 「(四)六大無礙にして常に瑜伽なり〔(四)−1 六大総説〕
謂く、六大とは、五大と及び識となり・・・・・。」
自作詩短歌等選
ゆとり教育失敗の原因/日本人が失ったもの/学力低下のみが問題/日本の規範喪失/有限な資源・環境/米国が向かうべき方向/マハティールの言葉
◆自作随筆選
米国凋落の2つの兆し
◆釈尊のことば−法句経解説−(114)
(356)「田畑は雑草によって害われ、この世の人々は愛欲によって害われる・・・」
(357)「田畑は雑草によって害われ、この世の人々は怒りによって害われる・・・」
(358)「田畑は雑草によって害われ、この世の人々は迷妄によって害われる・・・」
(359)「田畑は雑草によって害われ、この世の人々は欲求によって害われる・・・」
◆後記




9月号
お互いに助け合おう/森を育てる
◆人生を考え直してみたい人は(104)−空海『即身成仏義』解説(7)−
 「〔(四−1 六大総説)〕続き  かの種子(しゅじ)真言に曰く、・・・・・」
自作詩短歌等選
自分を超えた力/知事選の争点転換/日本と距離をおくタイ/密航者も逃げる日本/政治不信の極致/持続可能な開発に驚く/民族エゴの主張/外国企業の日本撤退/地球サミット失敗/なぜ排他的になる
◆自作随筆選
市場経済と戦後日本
◆釈尊のことば−法句経解説−(115)
第25章 修行僧  (360)「眼(まなこ)について慎むのは善い・・・」
◆後記



10月号
無自覚に悪をなす/性に飢えた女たち
◆人生を考え直してみたい人は(105)−空海『即身成仏義』解説(8)−
「〔(四−1 六大総説)〕続き  因位(いんい)には、識と名づけ、果位には、智と請(い)う。智、すなわち覚なるが故に。・・・」
◆自作詩短歌等選
弱者の譲歩/法律制定の趣旨は無視/暴力の連鎖/米国の社会のひずみ/熾烈に失う子どもの命
不安をなくそう/都会で野菜作り/中国エリートの米国留学/アメリカ社会の病理/女性の中性化
◆自作随筆選
治安悪化の要因
◆釈尊のことば−法句経解説−(116)
(361)「身について慎むのは善い。ことばについて慎むのは善い。心について慎むのは善い。・・・」
(362)「手をつつしみ、足をつつしみ、ことばをつつしみ、最高につつしみ、内心に楽しみ、心を安定統一し、ひとりで居て、満足している、−−−その人を(修行僧)と呼ぶ。」
(363)「口をつつしみ、思慮して語り、心が浮わつくことなく、事がらと真理とを明らかにする修行僧−−−かれの説くところはやさしく甘美である。」
◆後記



11月号
国民こぞって嘘つき/総合学習か基礎学力か
◆人生を考え直してみたい人は(106)−空海『即身成仏義』解説(9)−
「〔(四−1 六大総説)〕続き また『金剛頂経』に云わく、『諸法は本より不生なり。自性、言説を離れたり。清浄にして垢染無し、因業なり、虚空に等し。』・・・」
◆自作詩短歌等選
譲り合い助け合う/うかれる日本人/EU二十五カ国体制/身体への関心/疲れさせられる教師
DV防止法施行一年/まさに修羅場/思いやりを示せば
◆自作随筆選
愛国心で株価決定?!
◆釈尊のことば−法句経解説−(117)
(364)「真理を喜び、真理を楽しみ、真理をよく知り分けて、真理にしたがっている修行僧は、正しいことわりから堕落することがない」
(365)「(托鉢によって)自分の得たものを軽んじてはならない。他人の得たものを羨むな。他人を羨む修行僧は心の安定を得ることができない」
(366)「たとい得たものは少なくても、修行僧が自分の得たものを軽んずることが無いならば、怠ることなく清く生きるその人を神々も称讃する」
◆後記



12月号
身体にこだわる文化/人間も動物進化の結果
◆人生を考え直してみたい人は(107)−空海『即身成仏義』解説(10)−
「〔(四−1 六大総説)〕続き また『大日経』に云わく、『我れ、即ち心位に同なり。一切処に自在にして、普(あまね)く種種の有情、及び非情に遍ぜり。』・・・」
◆自作詩短歌等選
世界宗教になるべし/なぜか刹那的なのだ/抜け道探す敏腕弁護士/無責任時代の代表選手
幻想の世界の癒し/人権の叫び/人権が益々廃れる/心が豊かとは?/米国の価値基準
なぜか株価は下がる
◆自作随筆選
GHQ型民主主義
◆釈尊のことば−法句経解説−(118)
(367)「名称とかたちについて、『わがもの』という思いが全く存在しないで、何ものも無いからとて憂えることの無い人、−−かれこそ〈修行僧〉とよばれる」
(368)「仏の教えを喜び、慈しみに住する修行僧は、動く形成作用の静まった、安楽な、静けさの境地に到達するであろう」
◆後記





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