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第3巻(平成4年)




1月号

◆巻頭詩
頼れるもの/ふるさと
◆ひとで悩みたくない人は
ひとで悩まない生き方十ヵ条 
◆自作詩短歌等選
人がいない/あほなこと言う人/エゴの執らわれ/頼れるもの/山城の人たち
山の曼陀羅を見る/花は美し/成功失敗無関係/慣れと感性
◆自作随筆選
徹底的反省と宗教/相手に期待しない
◆真言宗在家勤行式解説(19)般若心経(14)
◆後記







2月号

◆巻頭詩
宗教は阿片か/執らわれの気付き
◆ひとで悩みたくない人は
1.人には「布施」の心で接すること
◆自作詩短歌等選
宗教の理屈/自然と人間/善悪/感じる心二つ/私とあなたは同じ/いのちの輝き/生きる喜び/人と仏性
◆自作随筆選
けじめ/より美しく老いるためには
◆真言宗在家勤行式解説(20) 光明真言
◆後記







3月号

◆巻頭詩
命奪われた二人の幼子
◆ひとで悩みたくない人は
2.いつも「和顔愛語」を欠かさないこと
◆自作詩短歌等選
「村は三・三・七拍子」/平和の訪れ/磨かぬ仏性/業/梅/こころの傷/傲慢な人の哀歌
◆自作随筆選
徳は知なり
◆真言宗在家勤行式解説(21) 南無本尊界会 南無大師遍照金剛 南無興教大師
◆後記







4月号

◆巻頭詩
菜の花/赤土のラッパ水仙/一瞬の命の大切さ
◆ひとで悩みたくない人は
3.人の欠点を「業」として許すこと
◆自作詩短歌等選
景色さまざま/春告鳥うぐいす/青年大師/ひとのため・おのがため/うぐいすの初鳴き/鳥の初鳴き/空・海・波・岩/執われの無明
◆自作随筆選
花まつり/われ思う故にわれ有り
◆真言宗在家勤行式解説(22) 回向文(えこうもん)
◆後記







5月号

◆巻頭詩
いのち吹く/宗教とは/己を捨てた怒り
◆ひとで悩みたくない人は
4.自分への非難に過敏にならないこと
◆自作詩短歌等選
不善に気付かぬ業/ええなあー/暮らし/うぐいすの輪唱/野の草花/春の紅葉/宇宙のハーモニー/自然の恵み/やせ地の花/春の山野/野辺の花
◆自作随筆選
孔子の教え
◆釈尊のことば(1) −法句経解説−
(3)「かれは、われを罵(ののし)った。かれは 、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれ は、われから強奪した。」という思いをいだく人に は、怨(うら)みはついに息(や)むことがない。
(4)「かれは、われを罵(ののし)った。かれは 、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれ は、われから強奪した。」という思いをいだかない 人には、ついに怨(うら)みが息(や)む。
(5)実にこの世においては、怨みに報いるに怨み を以てしたならば、ついに怨みの息むことがない。怨みをすててこそ息む。これは永遠の真理である。
(6)「われらは、ここにあって死ぬはずのものである」と覚悟しよう。・・・
(7)この世のものを浄らかだと思いなして暮らし 、(眼などの)感官を抑制せず、食事の節度を知らず、怠けて勤めない者は、悪魔にうちひしがれる。・・・
(8)この世のものを不浄であると思いなして暮らし、(眼などの)感官をよく抑制し、食事の節度を知り、信念あり、勤めはげむ者は、悪魔にうちひしがれない。・・・
◆後記







6月号

◆巻頭詩
高野山大師廟
◆ひとで悩みたくない人は
5.ストレスが掛かったらじっとしていること
◆自作詩短歌等選
西洋の思想/木を見て森を見ず/山城桃源郷/光る新緑/すみれ/障害児を愛する人/人生は/おむかえ/キイウイの棚
◆自作随筆選
生きることの矛盾
◆釈尊のことば(2) −法句経解説−
(9)けがれた汚物を除いていないのに、黄褐色の法衣をまとおうと欲する人は、自制が無く真実も無いのであるから、黄褐色の法衣にふさわしくない。
けがれた汚物を除いて、戒律をまもることに専念している人は、自制と真実とをそなえ(10)ているから、黄褐色の法衣をまとうのにふさわしい。
(11)まことではないものを、まことであると見なし、まことであるものを、まことではないと見なす人々は、あやまった思いにとらわれて、ついに真実に達しない。
(12)まことであるものを、まことであると知り、まことではないものを、まことではないと見なす人は、正しき思いにしたがって、ついに真実に達する。
(13)屋根を粗雑に葺(ふ)いてある家には雨が洩(も)れ入るように、心を修養してないならば、情欲が心に侵入する。
(14)屋根をよく葺いてある家には雨の洩れ入ることが無いように、心をよく修養してあるならば、情欲の侵入することが無い。
◆後記







7月号

◆巻頭詩
五字の歌/かげろう
◆ひとで悩みたくない人は
6.しゃべる言葉を慎むこと
◆自作詩短歌等選
自分のエゴに閉じた人/あじさいのあじ/夕暮れのあじさい/竹の芽吹き/土手を飾る花/うぐいすと耕作/夜明けのうぐいす/四季のめぐり/真紅のばら/因果関係/こころの垢
◆自作随筆選
老子
◆釈尊のことば(3) −法句経解説−
(15)悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え、ふたつのところで共に憂える。・・・
(16)善いことをした人は、この世で喜び、来世でも喜び、ふたつのところで共に喜ぶ。・・・
(17)悪いことをなす者は、この世で悔いに悩み、来世でも悔いに悩み、ふたつのところで悔いに悩む。・・・
(18)善いことをなす者は、この世で歓喜し、来世でも歓喜し、ふたつのところで共に歓喜する。・・・
◆後記






8月号

◆巻頭詩
人間の本能とは/朝露の玉
◆ひとで悩みたくない人は
7.人への感謝を忘れないこと
◆自作詩短歌等選
研究教科書に載る/部屋へ来る生き物/仏の教え/蓮の花/虹の橋/弱々しかったさなえも/欲と得の人/山のいのち/一如の教え/運動の広がり/こころのとも出版依頼
◆自作随筆選
三密加持の現代的意味
◆釈尊のことば(4) −法句経解説−
(19)たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。・・・
(20)たとえためになることを少ししか語らないにしても、理法にしたがって実践し、情欲と怒りと迷妄とを捨てて、正しく気をつけていて、心が解脱して、執着することの無い人は、修行者の部類に入る。
◆後記






9月号

◆巻頭詩
二宮尊徳の教え
◆ひとで悩みたくない人は
8.人が悪いと思う前に自分を反省してみること
◆自作詩短歌等選
台風襲来/残暑の鶏頭/生と死/障害児の教育/田舎の人間関係/人権・平等・差別/反省
◆自作随筆選
生きる道しるべ
◆釈尊のことば(5) −法句経解説−
(21)つとめ励むものは不死の境地である。怠りなまけるものは死の境涯である。・・・
(22)このことをはっきりと知って、つとめはげみを能(よ)く知る人々は,つとめはげみを喜び、聖者たちの境地をたのしむ。
◆後記






10月号

◆巻頭詩
自然保護/人間執着・花無心/何はなくても安心
◆ひとで悩みたくない人は
9.人には愛情をあげるようにすること
◆自作詩短歌等選
ベーブルースの戒め/コスモス/井の中のかわず/こころ貧しき者/同化と異化/いのししの畑荒し
◆自作随筆選
自由・平等・友愛
◆釈尊のことば(6) −法句経解説−
(23)(道に)思いをこらし、堪え忍ぶことつよく、つねに健(たけ)く奮励する、思慮ある人々は、安らぎに達する。これは無上の幸せである。
(24)こころはふるい立ち、思いつつましく、行いは清く、気をつけて行動し、みずから制し、法(のり)にしたがって生き、つとめはげむ人は、名声が高まる。
◆後記






11月号

◆巻頭詩
人の心を感じない人
◆ひとで悩みたくない人は
10.ヨーガに励むこと
◆自作詩短歌等選
自己を見る/善悪と好悪/季節は変わる/障害児者家畜論/自己の基準のみ/被害で収穫のない秋/自由さまざま/王のごとく傲慢/うなずく
◆自作随筆選
種田山頭火と無と空
◆釈尊のことば(7) −法句経解説−
(25)思慮ある人は、奮い立ち、努めはげみ、自制・克己によって、激流もおし流すことのできない島をつくれ。
(26)知慧乏しき愚かな人々は放逸にふける。しかし心ある人は、最上の財宝(たから)をまもるように、つとめはげむのをまもる。
◆後記






12月号

◆巻頭詩
人の業
◆ひとで悩みたくない人は
最終回
◆自作詩短歌等選
自分を見る目/人間らしき暮らし/自然の美/お布施の功徳/自然の美/ペットの交通災害/自由と愛情と統制/体験の意味
◆自作随筆選
ヨーガを実践すれば/ある老人の生き方/人間の本質
◆後記





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