競馬必勝手を探して(その4.5)

-邪道への回帰-


昨年の私の競馬は、2月14日に馬券を2000円(20枚)買って2110円(1枚)的中したという1日限りの勝負でした。何と通年で5%の利益ということになります。
その後も、当ホームページの掲示板は競馬必勝手を期待する来訪者で議論白熱して、非常に勉強になりました。しかし、当の私は競馬を全くできないことになってしまいました。

競馬必勝手の続編を期待して度々来訪される方々には申し訳ないことですが、4月に妻が仕事を辞め、・・・経済的に行き詰まったわけではなく・・・「子守りをしていれば何をしてもいい日」というのがなくなってしまったのです。
普通、妻が仕事を辞めたら、子守りさえしなくていい週末を夫は満喫できると世間は思うでしょうが、どっこい、ウチは「子守り+買い物の運転手or掃除or補修or突発的な模様替えの人足etc.」に昇格しただけでした。

手をこまねいていたらついに年末にJRAからハガキが来て、2月何日までに馬券を1枚でも買わなかったらIPATのアカウントを削除しますよと最後通牒を突きつけられてしまいました。
私も、それほどの熱意はないにしても、試してみたいことはいろいろとあるんです。ただ、1日中パソコンにひっついていたら、1万円払っても避けたいような酷いことが起こりそうなので、話が先に進まないのです。

さて、今日もまたそういう一日ではありましたが、万全の準備により午後の一瞬、15分ほどの空白ができました。
といっても、競馬ブックも買ってなければ、先輩に注目馬を聞いているわけでもありません、ここで利益をヒネリ出すのが必勝手というものでしょう。といっても、必勝手の準備もないのですが。

そこでこの競馬必勝手シリーズを思い起こせば
その1 1番人気の複勝買い
その2 豪徳寺の玄三券法(紹介のみ、実戦なし)
その3 マーチンゲールの法則(くずれ)による3倍買い
その4 オッズ10〜30倍の馬券をひたすら買う

と、様々な必勝手にアプローチしていますが、一番楽ちんで内容的によかったのが初めて馬券を買った2001年11月10日の勝負だったように思います。
いや、奥様の目を盗んで危なげのない馬券を買うにはこの方法しかありません。
要するに「1番人気の複勝を買う。ダントツの1番人気がないレースは買わない。」というだけの戦法です。

京都1月18日
レース馬番馬名掛け金着順配当
64トーセンアルタイル1002120
71ロイヤルダッシャー1002120
82チャーミングクリス10040
106スイープトウショウ1001110
1210ボーディングパス1001160
合計500510
現在所持金7652

私が結果を知ったのは子守りがすんで夜が更けてからでしたが、どうやら10円勝ったみたいです。

しょぼい!あまりにもしょぼい!

しかし、必勝手とは常にこうした、耐えられないほどクダラナイものだと思うのです。
(その5)を期待していた方々には申し訳ありません。とりあえず競馬をやめないで済んだという状態です。


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